自分の体験やノウハウをKindleで出版してみたいけどどうなんだろうと迷っていませんか?
- Kindle出版って儲かるのか知りたい
- 儲かる本ってどんな本?
- やっぱり売れなきゃ意味ないよね?
こんな悩みにお答えします。
この記事の内容
- Kindle出版4年間の収益公開
- 自分の得意なことを書くべき理由
- Kindle出版が売れなくても価値がある理由
この記事を書いているわたしは、
初めて電子書籍を出版してから4年。
全部で4冊出版中です。
こんなわたしが、4年間の収益を公開しながら悩みにお答えしていきます。
Contents
Kindle出版4年間の収益公開!Kindle出版は儲かるのか?
私が出版した本
2016年5月 チェンマイのガイドブック 女子旅のしおり(更新中)
2017年5月 はじめてのチェンマイ 旅のしおり『カップル編』(更新中)
2017年10月 ホーチミンのガイドブック女子旅のしおり(更新中)
2018年2月 ノマド女子〜リモートワークの先にある次のライフスタイル〜
このうち主に収益を上げているのは最初に出版した「チェンマイ女子旅のしおり」です。
こちらの売れ行きが良かったのは、チェンマイというニッチな土地のガイドブックだったということと、毎年11月に行われるランタン祭りという人気のお祭りがあり、10月〜11月にかけては重要が増えるからです。
ただ、全体的に海外のガイドブックだということもあり、コロナが流行り出してからはほとんど売れなくなりました。旅や旅行系の書籍、ブログ運営をしていた方々は大打撃の年になってしまいましたね。
Kindleのロイヤリティー
Kindle出版ではKDPセレクトに登録することで、70%のロイヤリティーを受け取ることができます。
実際のロイヤリティーは以下の通りです。
販売価格 | ロイヤリティ | |
ガイドブック3冊 | 299円 | 190円 |
ガールズノマドライフ | 350円 | 221円 |
(ガールズノマドライフは2018年2月〜2020年2月まで)
ロイヤリティの確認はとても簡単で、上の写真のように価格を入力すると自動的にロイヤリティが算出されます。
紙の本を出版した場合の印税は数%〜10%くらいですから、電子書籍のロイヤリティがどれほど高いのかが分かりますよね。
4年間の印税グラフ
2016年5月〜2020年7月までの印税です。
新しい本を出版した時はドカンと上がっていますが、それ以外はだいたい月5,000円〜8,000円くらいといったところです。
グラフを見ていただければ分かりますが、2020年2月からガクッと下がりそのあとは悲惨な状態になっております。
現時点では月500円程度の印税に・・・・コロナめ。
4年間のロイヤリティ合計は301,610円でした。
こちらの合計には、Kindle Unlimitedで読まれたページ数によって配分されるロイヤリティーも含まれています。
ちなみに出版した時にSNSなどでお知らせしますが、それ以外、何かプロモーションしたりはしていませんし、基本的には出版後はほったらかしです。
結論、わたしは儲かっていません
みなさんが「儲かる」という言葉で、どの程度の収益を想像するか分かりませんが、わたしの場合は、上で公開した収益では儲かっているとは言えません。
しかし、おこずかい稼ぎはできていると感じています。
現在は、ほとんどほったらかしの運営ですが、もう少しマーケティングをしてみたり、本の内容をアップデートしたり、新しい本を出したりと、収益を上げるためにできることはたくさんあります。
ベストセラーとまでは行かなくても、やり方はいろいろあるのです。
今回の収益だけをみて、どう感じるかはみなさん次第ですが、もし、本を出版してみたいと考えているのであれば、わたしはやってみることをおすすめします。
自分の得意なことを書くべき理由
Kindle出版をするか迷っている時、儲かるのかどうか、どんな本を作ったら売れるのかと悩む方も多いとおもいますが、そういったことは一回忘れて、自分の得意なことを書くべきです。
なぜなら、その本が売れるかどうか分からないし、得意なことしか書けないからです。
わたしも、最初に出版しようと考えたときは、どんなカテゴリーが売れるのか、どうしたら儲かるのかなどたくさん検索していました。
でも、ふと思い返したんです。「なんで本を出そうと思ったんだっけ」と。
出版当時、タイのチェンマイに滞在していて、カフェや観光地に詳しくなっていたので、ガイド本を出そうと考えていました。チェンマイのガイド本が売れるか分からないけど、楽しい場所をたくさん知っていたんです。
だから、書けたんです。
例えば、ビジネス書のカテゴリーが今売れているので、わたしもビジネス書を出版しようなんてことはできないですよね。
詳しい分野ではないのだから、読者に響く文章が書ける訳ありません。
もちろん、本のテーマや構成は他にないものだったり、より詳しく分かりやすくなど、読者にとっていいものを提供することを考えなくてはいけませんが、どんなカテゴリーが売れるとか、自分の書こうとしているテーマでは売れないかもという悩みは捨ててOKです。
なぜなら、得意なことしか書けないからです。
ここまで聞くと、「でも、売れなかったらどうしよう」と考える人もいるかとおもいます。
結論としては、売れなかったら修正すれば良いのです。
電子書籍は、のちに文章を修正をしたり表紙を変えたりすることができます。
わたしも、チェンマイのガイドブックは3回ほど大きくデザインを変更しました。
出版してみて、初めて分かることもたくさんあります。それを修正してより読者の役に立つ本に仕上げていけば良いのです。
だから、売れてるジャンルは気にせずに、得意なことを書くべきなんです。
Kindle出版が売れなくても価値がある理由
修正を繰り返しても売れない時があるとおもいますが、それでもやる価値があります。
なぜなら、お金以外に得るものがたくさんあるからです。
最初にKindle出版4年間の収益を公開しましたが、儲かってはいないですよね。ほったらかしで数十万と考えると、わたしとしては満足ですが、儲かってはいません。
しかし、1から自分で出版をしてみて得たものはたくさんあります。
- 本が役に立ったと言ってもらえた喜び
- 電子書籍を出版するノウハウ
- ノウハウをブログで公開
- 宣伝のためのインスタ運用方法
- 書籍作成ツールインデザインの使い方
- 電子書籍の無料テンプレート配布 etc….
収入を得るほかに、ノウハウや知識がたくさん身につきました。
これはわたしの一例です。
みなさんが出版後、どんな出会いがあって、何を得るのか分かりませんが、きっと何かを得られるはずです。
少なくとも、今あなたが「自分の本を出版してみたい」と思っているなら、売れなくてもその価値はあります。
Kindle出版したいけど迷っている人へ
わたしの場合、コロナの影響で電子書籍からの収入はなくなってしまいましたが、全体的にみると悪くないなというのが、わたしの感想です。
チェンマイに長く滞在したことがきっかけで、ガイドブックを作ってみようと一歩踏み出し、試行錯誤しながらも現在では4冊を出版するまでになりました。出版してからは、ほぼほったらかしで気づいたら数十万円貯まっていました。
また、最近はそのノウハウを活かして、電子書籍の無料テンプレートを作成したり、出版だけではなく、そこから派生した分野でできることが増えたのも嬉しい成長です。
この記事にたどり着いたあなたは、Kindle出版をしたいけど少し迷っていたのではないでしょうか?
電子書籍を出版した人の中にはヒットを出して儲けている人もいます。一方で、わたしのように細々とお小遣いを稼ぎ、スキルを得ていろんな分野に挑戦しようとしている人もいます。
これは、出版してみないと分からないことです。
この記事を読んで、少しでも価値を感じていただけたなら、ぜひ挑戦してみて欲しいなとおもいます。
在宅ワークやリモートワークができる職業を探していませんか?
こんにちは!複業ノマドワーカーのたいらです。
コロナウィルスの影響で世の中は大きく変化しました。自分の生活スタイルや働き方を考え直している方も多いのではないでしょうか。
働く場所や住む場所を限定されない生活をしているわたしは、これまでリモートワークができる職業をたくさんしてきました。
その経験をもとに、同じ職業で活躍されている女性の方々のリアルな声を集めてKindle本を出版しました!
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