私はこれまで、AmazonKindleで電子書籍の出版を4冊してきました。
そんな中で、今感じること、思うことについてお話しします。
これから電子書籍を出版してみたいと考えている方の参考になれば嬉しいです。
Contents
電子書籍を出版したきっかけ
31歳の時、海外留学してみたいと思いたち、タイのチェンマイに行きました。
仕事も辞めて、賃貸も解約して、新しい環境で生活し、英語学習の他にも何か発見や気づきがあればいいなと思っていました。
そこで出会ったのは、たくさんのノマドワーカーたち。
仕事はオンラインで完結し、住む場所はどこでもいいというようなライフスタイルでした。
今まで10年ほど美容師として勤務してきたわたしにとって、とても衝撃的な光景。
こんな生き方があるんだと初めて知った瞬間でした。
そんなノマドワーカーたちに影響を受け、いつの間にか「わたしもノマド生活したい!」と考え始めたのです。
そこで始めたのが電子書籍の出版です。
本の出版なら、一度出してしまえばあとは売れるだけで、うまくいけば不労所得的なことになるかも!なんて考えでした。
チェンマイで数ヶ月生活していると、美味しいレストランとかお気に入りのカフェとかたくさん見つけるんですよね。
それをチェンマイガイドとして本にしたら、誰かの役に立つのではと思ったのです。
電子書籍出版データ作成の苦労
当時のPCスキルはひどいもので、タイピングは人先指で、ワードも使えない、もちろんアドビツールなんて知りもしない状態でした。
それでも、なんとか使えそうなワードを使ってデータ作成をすることに。
文字だけの本だったらもっと簡単にできたはずなのですが、わたしが作りたかったのは文字と写真をレイアウトしたガイドブックのような本でした。
文字や写真をうまくレイアウトしたいけどできない。写真を切り抜きたいけどきれいにできない。
そして完成したデザインは、今では恥ずかしくて見せられないほどお粗末なものでした。
本当は出版をやめようとも思ったのですが、せっかく頑張って作ったのだからと出版に踏み切りました。
出版後のアップデート
当時、チェンマイのガイドブックは少なく、需要があったせいか、思ったより販売数が伸びていました。
Amazonは、良くも悪くもレビューが付きやすい媒体です。
「中学生のレポートみたい」「内容が薄い」「読む価値がない」など悪いレビューもたくさん付きました。
予想はしていたのですが、やっぱり凹みます。
ですが、レビューに書かれたことは改善できるということなので、ありがたく受け取ることにしました。
チェンマイのガイドブックを出版したあとは、ノマド生活を手に入れるべく、Webの勉強を始め、フォトショップやイラストレータを使えるようになっていました。
なので、アドビソフトを使いデザインや内容を直しデータを2回ほどアップデートしています。
このように色々試していると、データ作成のコツや作り方などが経験となりデザインすることも楽しくなっていました。
ホーチミンのガイドブックを出版した時は、チェンマイの時に使ったデータをテンプレートとして使うことで、制作時間を大幅に短縮することもできました。
Kindle出版4年間の印税
そのあとは、デザインの仕事をしながらノマド生活を実現し、出版した本に関してはほとんどほったらかし状態でした。
先日、ふと、今までの印税を計算してみると、約4年間で30万円ほどになっていました。
ちょっとびっくりです。
いつの間にこんなお小遣いが・・・
もっと、アップデートするとか、新しい本を出すとか、プロモーションを頑張るとかしたらどうなるんだろう。
もう少し、出版に関して考えてみてもいいのではと思う結果でした。
印税に関して詳しくは別記事で書いているのでよかったら読んでみてください。
https://girlsnomadlife.com/kdp-royalty-for-5-years/
メリットデメリット
電子書籍を出版するメリット
- ほったらかしでお小遣いが稼げる
- 誰でも出版できる
- 自分の知識をAmazonで販売できる
- 著者としてのステータスが得られる
電子書籍を出版するデメリット
- 有益な内容でないと大きくは稼げない
- 印税が作業量に対して見合わない可能性もある
わたしの場合、もちろんお金を稼ごうと思って出版したのですが、結果的にはそんなに大きく収入をあげるのは無理だなと感じ、そのまま放置していました。
どのくらい収入を得られるかはその人の知名度だったり、みんなが欲しがる内容かどうかだったりします。
なので、まずは”ちょっとお小遣い稼ぎになればいい”という気持ちで出版してみることをおすすめします。
また、本を出版していると言うと高確率で「お!この人何者だ?」って興味を持ってもらえますし、海外でもかなり反応が良く「You so cool」とか言ってもらえます。
本を出版していると言うのはある程度のステータスになりそうですよ。
POD出版も視野に
最近はPOD(プリント・オン・デマンド)についても調べています。
電子書籍が普及している中、やっぱり紙の本で読みたいという方も多くいのではないでしょうか。
POD出版だと電子書籍のように70%の印税とはいきません。せいぜい10%、多くて20%くらいです。
なので、PODだけで出版するのはおすすめしませんが、電子書籍とPOD両方でならありかなと考えています。
出版取次会社を通さないとPOD出版はできませんが、会社によっては費用0円で出版することも可能です。
POD(プリント・オン・デマンド)について詳しくは別記事も参考にしてください。
電子書籍自己出版をオススメする理由
本を出版してみたいという方には色々な理由があると思います。
小説や物語を書いている人なら、本を出したいというのは当然ですし、ノウハウ本を出して収益を得たいという人もいるでしょう。
また、収入は気にせずに自分の知識やストーリーを多くの人に知ってもらいたいという方もいるはずです。
でも、通常の出版社を通して本を出すのは、知名度がある方出ないと難しいですよね。
その点、電子書籍出版は誰でもできる手軽な出版方法なのです。
一度やってみると、その本がどのくらい需要があって、どのくらいの価格帯が売れやすいとか、AmazonKindleなのか楽天koboの方が売れるのかと検証ができます。
やらないでいれば何の知識も得られませんが、やったら見えてくるものがたくさんあるんです。
悩む前に、とりあえずやってみましょう!!
本を出版したいと考えている方のために、役に立つ記事をたくさん書いています。
よかったらこちらも参考にしてくださいね!
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