「忙しい」「時間がない」と、毎日の仕事や家事に追われて過ごす女性が年々急増しています。
時間に追いかけられるばかりでは、自分のやりたいこともできずにストレスがたまってしまいますよね。
何をすべきか考えることも大切ですが、実はやりたいことや夢を実現させるためには『やらないこと決める』ことのほうが重要なのです。
この記事では、やらないことを決めることでどんな成果が生まれるのか、具体的なやり方と合わせて詳しく解説していきます。
Contents
『やらないことを決める』という考え方
「起業をしたい」「自分の店を持ちたい」「仕事のノルマを達成したい」「たくさん遊びたい」「幸せな生活を送りたい」etc……。
わたしたちの生活はたくさんの「~したい」という希望や要望であふれています。
しかし、あれもこれもとタスクが増えるほど時間が消費され、やりたいことができなくなる悪循環に陥ってしまうのです。
そんなときは、まずやるべきことを整理してみましょう。
やるべきことを見つめ直すには、その中からやらないことを決める方法がいちばんスムーズにできます。
なぜなら何をやらないか具体的に線引きすることで、自分のやりたいことを邪魔する要素や時間を浪費してしまう事柄が明確になるからです。
ToDoに追われていませんか?

やるべきことを整理する方法として、ToDoリストを活用している人も少なくありません。
ToDoリストの良い点は、アウトプットによって足りないものと余分なものが見えてくることです。
しかしToDoリストはやるべきことが目に見えて現れるため、リストアップされると無我夢中でそれを片付けたくなってしまいます。
結局あれもこれもと片付けているうちに、時間に追われてしまうという結果になりかねません。
これでは本末転倒で、成果よりもタスクを片付けるストレスのほうが大きくなってしまいます。
ToDoリストの効果を最大限に発揮するには、やらないことを決めてToDoのスマート化をさせることがポイントです。
「◯◯できない」の本当の原因を探る
何かをしようとするとき、それができなくなるのには必ず原因があります。
原因に挙げられることの大半は「忙しくて時間がない」ことです。
しかし「どうして時間がなくなったのか」を考える人はほとんどいません。
時間がないのはあくまで見かけの原因であって、時間がなくなった本当の原因を突き止められれば、やりたいことをやれる時間がグッと増えるようになります。
まずは自分の時間がとられていると思う出来事をピックアップしてみましょう。
例えば、
「朝、夕のごはんの支度」
「風呂上がりのスキンケア」
「仕事後のボーッとスマホをみている時間」
など、少し書き出すだけでも結構な量が出てくると思います。
これらを「やらないこと」に変換して、落とし込んでみましょう。
やらないことをリストアップする

時間のムダを見つけても、それを全部やらないと決めてしまうのは無理が生じます。
先に挙げたごはんの支度は、やらないと全部外食になったり食べなくなったりと、健康面にも金銭面にも悪影響を与えかねません。
大切なのはそのバランスで、例えば週に2回だけお惣菜を買って済ませる日を設ければ、その空いた時間は自分のために有効に使うことができます。
ほかにもスキマ時間を活用して、時短できるものはしてしまいましょう。
風呂上がりに髪を乾かしながらパックをする、スマホを見ながらストレッチをするなど同時進行すれば、時短した分の時間がチリも積もれば山となり空き時間を確保することができるのです。
やらないことは阻害原因を見つけ出してピックアップし、その対処法をリストアップして取捨選択して決めるようにしましょう。
やらないことが決まれば、時間を効率的に使えるため必ず結果にも結びつきます。
仕事の「やらないこと」を決める
仕事でいちばん重要なことは、「この仕事が好きでたまらない」「やりがいがある」というモチベーションを保つことではないでしょうか。
モチベーションをキープするためには、やる気を阻害するものをカットしていくのがいちばんです。
例えばサービス残業はお金も時間もとられるためモチベーションの低下につながります。
いつまでも残っていると仕事のできない人だと思われるからといって、仕事を持ち帰るのもNGです。
仕事とプライベートの時間はきっちり分けるために、思い切って残業はやらないと決めてしまいましょう。
そうすることでダラダラせずに集中して仕事を片付けられるので、仕事の効率アップにもつながります。
また、プライドを持って仕事をすることは大切ですが、プライドは持ちすぎても仕事の邪魔をしてしまいます。
失敗したのに謝れない、部下の実力を認めないなど、傲慢なプライドは持っていてもいいことはありません。
小さなプライドは持たないと決め、謙虚な姿勢で仕事に臨むことが人徳にもつながります。
人間関係の「やらないこと」を決める
気乗りしない相手との飲み会やマウンティング、同僚の陰口や嫉妬など人間関係はストレスや時間のムダの宝庫です。
しかし全部をやらないと決めてしまうのは難しく、友人や職場関係はないがしろにできないもの。
ここでは発想を転換させて、人間関係のやらなくていいことを整理してみましょう。
ひとつは「悪口を気にするのをやめる」ことです。悪口を気にしてあれこれ悩んだり、萎縮して思うように行動できなくなったりしては大きなストレスとなります。
そもそも悪口はある種、嫉妬の一部で悪口を言っている人ほど実はあなたのことを高く評価しているものです。
また悪口は自分の貴重な情報源でもあるため、悪口を耳にしたときは脳に届く前にアドバイスとして変換しておきましょう。
次に「何でも人に合わせる」こともやめてみましょう。
世の中には苦手な人や圧の強い人など、自分に合わないタイプの人がたくさんいます。
それでも自分を押し殺して周囲に合わせて行動すると、帰り際にはクタクタのヘトヘトになっているなんてことも。
誘いを断らない性格なのは、根底に嫌われたくないという防衛本能が働いているからです。
誘われても気分が乗らなければ断る気持ちを強く持ち、ストレスや時間のロスを減らしていきましょう。
家事の「やらないこと」を決める
女性が時間を奪われる多くを占めるのが、掃除や洗濯などの家事です。
毎日やり続けるものだからこそ、やらないことを決めてスマートにさせる必要があります。
例えば金銭面に余裕があれば、家電のアップデートを検討してみましょう。
食洗機や乾燥機付きの洗濯機があれば、外干しや食器洗いをやらなくて済みます。
ほかにも「掃除のための時間を作らない」ことも時短には効果的です。
歯磨きのついでに洗面所の掃除、トイレのついでに便器を洗うなど、スキマ時間を活用して小まめに掃除をすることをおすすめします。
こうしてできた空き時間を自分のしたいことをする時間に振り分けてみましょう。
やらないことを決めて夢へ近づこう!

やらないことをリストアップしてみると、取りかかりの遅さ、考えすぎ、ダラダラ時間、全部自分で抱え込み過ぎ、過度な人付き合いなど、あなたの時間を奪っていた要素が思った以上にたくさん見つかるはずです。
やらないことを決めることでやるべきことを整理して、自分の時間を効率的にとれるようにしましょう。
転職やキャリアチェンジをしてデジタルノマド、リモートワーカーを目指す方もぜひやらないことをリストアップして、明日から実践してみてくださいね。


在宅ワークやリモートワークができる職業を探していませんか?
こんにちは!複業ノマドワーカーのたいらです。
コロナウィルスの影響で世の中は大きく変化しました。自分の生活スタイルや働き方を考え直している方も多いのではないでしょうか。
働く場所や住む場所を限定されない生活をしているわたしは、これまでリモートワークができる職業をたくさんしてきました。
その経験をもとに、同じ職業で活躍されている女性の方々のリアルな声を集めてKindle本を出版しました!
これから在宅ワークやリモートワークができる職業を目指している方のお役に立てる内容になっています!
ぜひチェックしてみてくださいね!
Kindle本一覧はこちら