電子書籍を出版したいけど、自分で全部やるのは面倒だな・・・と思ったことはあませんか?
- 電子書籍出版代行業者ってどんなところがあるかな?
- できるだけ安くするにはどうしたらいいかな?
- そもそも原稿ってどうやって作るの?
こんな悩みにお答えします。
この記事の内容
- 電子書籍出版の代行サービスをまとめました
- もっと格安で出版したい人におすすめの方法
- 原稿の作り方はとっても簡単!
この記事を書いているわたしは、
電子書籍を自力で出版しました。現在、4冊販売中です。
電子書籍代行サービスを調べていると、サイトが機能していなかったり、本当に営業しているのか不安になるサイトなどいろいろありました。
そこで、実際に電子書籍出版を経験したわたしが、「ここは重要!」と思う項目をクリアしているサービスのみを厳選してご紹介します。
Contents
電子書籍出版代行サービス3社を比較してみました
チェックポイント
- サービス内容が分かりやすい
- 会社の実態がはっきりしている
- 実績がある
- ページレイアウト最適化
- KDP登録代行
- 修正対応
- ロイヤリティについて
- 表紙作成サービスあり
- 校正サービスあり
- 販売媒体
- 返金制度
- 絵本や写真集もできるか
- 作成したデータはもらえるか
以上がわたしが「これは重要!」と思う項目です。
この辺を確認しながら比較していきましょう!
電子書籍出版代行サービス
①お手軽スピード出版代行プラン19,800→14,800(キャンペーン価格)
②らくらく電子書籍出版代行プラン59,800→44,800(キャンペーン価格)
サービス内容が分かりやすい | ◯ |
実態がはっきりしている | ◯ |
実績がある | 700冊以上 |
ページレイアウト最適化 | ◯ |
KDP登録代行 | ◯ |
修正対応 | ①基本料金:3,980円(税別)(※10か所まで) 追加費用:980円(税別)(※以降10箇所毎) ②2ヶ月以内無料 |
ロイヤリティについて | Amazonから直接入金 |
表紙作成サービス | ①シンプルなデザイン1案作成 ②プロデザイナーが10デザイン以上提案 |
校正サービス | なし |
販売媒体 | ①Amazon ②Amazon・楽天(別料金) |
返金制度 | ①なし ②あり |
絵本や写真集もできるか | 別プラン59,800 |
作成したデータはもらえるか | もらえない |
わたしはチェック項目の中でも「校正」についてはかなり重視しています。
こちらのサービスには校正が付いてないので、外注する必要があり、その分プラス料金がかかります。
①はとっても安いですが、表紙がいまいち(参考画像はこちらをどうぞ。)なのと、万が一出版できなかった時の返金保障がありません。
また②では以下のオプションが選択できます。
・運営しているソーシャルメディアでの書籍紹介(無料)
・書籍紹介用動画のご制作とYoutubeへのアップロード
・書籍紹介用WEBページの作成&自社電子書籍ポータルサイトへの掲載
・著者様専用オリジナルWEBサイトの構築
・楽天Koboサイトへの販売
・販売促進PDF(無料)
主にマーケティングツールです。
SNSや自社サイトをみてもあまり効果があるように思えませんでしたし、オリジナルWEBサイトを作っても認知されるのに時間がかかります。
個人的には、マーケティングは自身でやったほうがまだ効果があると思うので、このオプションは無視します。
と言うわけで、こちらの会社でしたらプラン①にして、校正と表紙だけ別で注文するのがベターではないでしょうか。
問い合わせにも丁寧に対応していただきました。
公式サイト:電子書籍出版代行サービス
デンショバ
①まるっとkindleライトプラン2,9800
②デンショバ・ベーシックプラン 59,800
③とくとくプレミアムプラン 99,800
サービス内容が分かりやすい | ◯ |
実態がはっきりしている | ◯ |
実績がある | 300冊以上 |
ページレイアウト最適化 | ◯ |
KDP登録代行 | ◯ |
修正対応 | 出版後、2ヵ月以内の修正依頼(1回、修正10ヵ所まで) |
ロイヤリティについて | ①Amazonから直接入金 ②、③kindle17.5%、iBook35%、それ以外のストア25%(一部、22.5%のストアがあります) |
表紙作成サービス | プロデザイナーが3デザイン提案 |
校正サービス | 簡易的な校正付き |
販売媒体 | ①Amazon ストア追加(kobo、ibooks、GooglePlayブックス)/各5000円 ②主要電子ストア(約30店) ③主要電子ストア(約30店) amazonPODへの書籍登録 |
返金制度 | あり |
絵本や写真集もできるか | 文字、写真、イラスト、マンガ全てOK |
作成したデータはもらえるか | 無料 |
校正が簡易的でも料金内でできるのは大きなメリットですね。全体的にデンショバのサービスはバランスがいいなと感じました。
それぞれのプランの主な違いはロイヤリティと販売媒体です。
②と③の場合はロイヤリティがkindleで17.5%になります。これは、基本的にデンショバを運営するCLAP社のアカウントから販売されるため、ロイヤリティもCLAP社経由の支払いになるからです。
また、販売媒体は30ストアとたくさんのオンライン書店で販売でき、各書店のキャンペーンやセール企画に参加できるのがメリットです。③はPOD(紙本)にも対応。
さて、このメリットに59,800円の価値があるかという問題ですよね・・・・
差額30,000円の価値が分からないので、わたし個人的には①を選ぶのがベターかと思います。
また、問い合わせにもすぐに対応していただき好印象でした。
公式サイト:デンショバ
パブフル
①シンプル出版プラン 19,800
②こだわり出版プラン 29,800
サービス内容が分かりやすい | ◯ |
実態がはっきりしている | ◯ |
実績がある | 1,000冊 |
ページレイアウト最適化 | ◯ |
KDP登録代行 | ◯ |
修正対応 | ①出版後1ヶ月以内の無料改訂サービス ②出版後2ヶ月以内の無料改訂サービス |
ロイヤリティについて | 300円程度の振込手数料 5,000円以下での払い出し(別途手数料540円) |
表紙作成サービス | プロのデザイナーオプション5,000 |
校正サービス | 0.2円✕文字数 |
販売媒体 | Amazon |
返金制度 | 料金”後払い”制度 |
絵本や写真集もできるか | ②画像メインの書籍もOK レイアウトは完成した状態で入稿 |
作成したデータはもらえるか |
パブフルは低価格でシンプルなプランなので分かりやすいのと、料金後払いなのが特徴的ですね。
注意すべき点は、
- どちらのプランも表紙に+5,000円かかる
- ロイヤリティの振り込み手数料
②の場合でも表紙にプラス料金がかかります。
さらに、出版はパブフルが管理するので、出版社名の部分は「パブフル」との記載になり、ロイヤリティは全額著者のものになるが、振り込みの時に手数料がかかります。
分からない部分を問い合わせているのですが、まだ返事をいただいてません。
というか、問い合わせフォームが壊れているのか、送信できているかも不安なのですが・・・
ひとまず、返信を待ちますが、問い合わせ対応していただけない場合、申し込みするのは不安なので現時点ではこちらの会社はオススメしません。
公式サイト:パブフル
チェック項目「データはもらえるか」について
確認している項目の中に「データはもらえるか」というのがあって、何これ?と思った人がいるかもしれません。
これは、わたしが個人的に聞きたかったことで、なぜかというと、POD出版(紙の本)でも使えるからです。
電子書籍代行で作ってもらうデータは、きれいに整えてくれているので、そのままPDFにすればPOD出版の際も利用できちゃいます。
実は、今回ご紹介した電子書籍出版代行の会社でもPOD出版に対応したプランがあるのですが、ものすごく高いんです。10万円くらいかかると知ってびっくりしています。
以前、POD出版社も比較しているのですが、原稿さえあれば、ほとんどが無料で出版できるのに・・・・と思ってしまいました。
なので、電子書籍を作る際に、データをもらえれば、それをPOD出版で再利用できると思い、こちらの項目を追加しました。
今回比較から外した代行サービス
・Kindle出版代行サービス
サイトはしっかり作ってあるのですが、問い合わせフォームがない・・
サービス購入前に質問ができないというのはちょっと心配です。
・リリサポ
分かりやすくサポートも充実していて良いなと思ったのですが、価格が168,000とお高い・・わたしなら代行にこの値段は出せないので。
・くるみ出版舎
とってもシンプルなサービスなのですが、実際に今も営業しているか疑問。
ちょっと信頼性にかけると思いました。
・あずき出版舎
おそらくサイトが未完成。
料金や文章なども怪しい部分が多いので却下。
その他、ぱっと見で内容が理解できないようなサイトはそもそも除外しています。
多くの人がこうしたサービスを含めたまとめ記事を書いていますが、実際にサイトを見てみると、サービス内容や料金形態、オプション内容などが分かりにくい場合が多いので注意しましょう。
オプションや特典に期待しない方がいい理由
各社の上位プランではマーケティングに関するオプションや特典が付いています。
自社運営のSNS・書籍紹介サイトでの宣伝、Webサイト構築などがありますが、それぞれのSNSやサイトをチェックして、やはり期待しない方がいいと確信しました。
なぜなら、かろうじて運営自体はしているものの、アクティブなフォロワーはほとんどいませんし、フォロワーの数がフォローの数を下回っているものもあり、宣伝媒体としては機能していないからです。
ここまで聞くと、「じゃあマーケティングはどうすればいいの?」と思うかもしれません。
マーケティングに関しては、人任せではなく、自分できちんと運用する方が効果的です。
その方法はネットで検索すればたくさん出てくるので、誰でも無料で勉強することができます。
なので、こういったオプションに期待しない方がいいと思います。
電子書籍出版代行するならデンショバ
結果、デンショバの「まるっとkindleライトプラン2,9800」がオススメ!
まるっとkindleライトプラン2,9800
- 修正対応あり
- ロイヤリティはAmazonから直接入金
- 表紙作成はプロが3デザイン提案
- 簡易的な校正つき
このプランは、他社と比べても不安な点がなく、納得してお願いできるサービス内容になっています。
自力で出版しているわたしでも、このプランなら利用してもいいなと感じました。
気になる事があればぜひ問い合わせしてみてください。わたしの時は翌日には返信があり、丁寧に回答してくれましたよ!
もっと安く電子書籍を出版する方法
ここまで読んで、もっと安く電子書籍を出版できないのかなぁ。と思った人はいませんか?
その場合は、代行する部分を減らして、自分でやる部分を増やすのが一番です。
代行をお願いした方が良い項目
- データ作成
- 表紙作成
- 校正
自分でできる項目
- KDPアカウント取得
- 詳細設定
- 本の登録
この自分でできる項目のところは実はとても簡単なのです。
これだけで、出版代金の節約になるならやってみようと思いませんか?
ココナラで代行してもらおう!
では、代行をお願いした方が良い項目はどこで外注できるの?と疑問に思いましたよね。
そこで、わたしがオススメするのはココナラです。
他のクラウドソーシングサービスとは違い、初めての人でも使いやすく安心して利用できます。
わたしもよく使っていますが、トラブルもなく快適に利用しています。
ココナラでサービスを探す時のコツ
- 評価の数10以上
- 星が4つ以上
- まずは見積もりカスタマイズから
ココナラでは購入者がサービスを評価するシステムがあります。
評価の数が10以上で、なおかつ星4つ以上であれば、ある程度信頼できるサービスということになります。
そして、いきなり購入すると、思わぬプラス料金が発生したり、トラブルの元になりますので、急がず、まずは「見積もりカスタマイズ」というボタンから、オーダーの詳細を説明しましょう。(テンプレートがあるのでご心配なく)
追加料金の有無など、出品者側から返信がもらえますので、そのあと、正式に購入へと進みましょう。
電子書籍データ作成サービスおすすめ3選
①電子書籍の制作代行いたします 5,000円
②電子書籍のepubファイル化を代行いたします 3,000円
③電子書籍のデータ作成代行します 2,000円
様々な価格帯がありますが、評価が良いサービスを選べば大丈夫だと思います。
修正にも対応してくれるかどうかはきちんとチェックしてくだい。
表紙作成サービスおすすめ3選
①2,000円で電子書籍の表紙デザインを承ります 2,000円
②電子書籍の表紙(Kindle)をお作りいたします 5,000
③同人誌の装丁や電子書籍の表紙をデザインをします 15,000
表紙作成サービスはとても多いです。おすすめした以外にもクオリティの高いデザインをしてくれるサービスがあるので、好みの雰囲気で決めるのも良いですね!
校正サービスおすすめ3選
①文章を校正・推敲・ブラッシュアップします 1円〜/1文字
②文章校正(実績多数!書籍、大量校正OK)致します 1円〜/1文字
③元プロが文章の校正・校閲いたします 3,000字まで1,000円
校正のサービスは◯文字まで◯円、それ以上は◯文字ごとに◯円。
といった感じで料金が決まりますので、必ず見積もりをしてから購入しましょう。
ココナラで代行した場合の料金
例えば・・
- データ作成 2,000
- 表紙作成 2,000
- 校正 1万字/約3,000
合計7,000円になります。
電子書籍出版代行サービスを使った場合との価格差は明白ですね。
登録作業さえ自分でやると決めてしまえば、このほうが断然お得です!
注意:校正に関しては通常1万字/10,000円の場合が多いです。上の計算は最安のサービスを使った場合の一例です。
原稿の作り方はとっても簡単!
ここまで読んでみて、電子書籍を出版する方法は分かって頂けたかと思います。
しかし、みなさんすでに原稿はお持ちでしょうか?どこで出版代行するにしても原稿がなければ始まりません。
全ての代行サービスでは、テキスト原稿(Wordなど)があればすぐに注文できますが、「どうやって書けばいいんだろう・・」と踏みとどまっている人はいませんか?
最後に、原稿の書き方が分からないという方のために、原稿作りについてご説明します。
やること
- 文章をかく
- 各章のタイトルを分かりやすくする
- 画像を入れる(あれば)
- ルビ指定(あれば)
原稿を作る際に意識することは上記の4つです。
コピーペーストができるファイル形式(Wordなど)であればOKなので、使いやすいものを使ってください。
タイトル部分は分かりやすければ大丈夫ですが、
タイトルに「見出し1」
各章に「見出し2」
などの設定をしておく、または
タイトル「〇〇〇〇」
1章「〇〇〇〇」
など記載すると分かりやすいです。
ルビ指定も同様に分かりやすく
薔薇[ばら]などと指定しましょう。
ここまでできたら、出版はいよいよ目の前ですよ!
自分に合ったスタイルで電子書籍代行しよう!
出版代行を考えている人にはいろいろな理由があると思います。
- 時間がない
- 執筆に集中したい
- PCが苦手
- めんどくさい etc…
ある程度お金をかけてもいいよ!という人なら丸投げできる代行サービスを使えば楽ですし、少しPC作業できる人ならココナラを使ってもっと格安で出版することもできます。
とにかく、「出版すること」が最優先なので自分に合った方法で代行サービスを選んでみてくださいね!
みなさんの書籍が出版されるのを楽しみにしています。
電子書籍代行サービスリスト
https://girlsnomadlife.com/explaining-how-to-publish-e-books/
在宅ワークやリモートワークができる職業を探していませんか?
こんにちは!複業ノマドワーカーのたいらです。
コロナウィルスの影響で世の中は大きく変化しました。自分の生活スタイルや働き方を考え直している方も多いのではないでしょうか。
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